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  消化器がん(大腸がん、胃がん、食道がん、肝臓がん、膵臓がん)はがん死亡数の上位を占めていますが、死因の多くは肝臓や肺など遠隔臓器への転移です。 よって、原発巣の外科的切除に加えていかに遠隔転移を阻止するかということがこれからのがん治療の最も重要な課題と言えます。私たちはこれまでに、 様々な消化器がんモデルマウスを用いてがんの発生と悪性化のメカニズムを解析してきましたが、近年は特に大腸がんの遠隔転移について診断法と治療法の確立を目標とした 研究を進めています。
  本研究ユニットは、「インキュベーションプログラム(京都大学産官学連携本部)」及び「革新的がん医療実用化研究事業(AMED)」の支援を受けています。





新着情報
2018/12/25      一覧
山浦忠能大学院生他の研究成果が米国Oncotarget誌に発表されました。本研究では、がん幹細胞スフェロイドから抽出した高品質のDNAを用いて、免疫チェックポイント阻害薬が有効なマイクロサテライト不安定型の大腸がんを正確に診断する方法を開発しました。
2018/09/03
プレスリリースを行いました。患者由来大腸がん幹細胞培養を用いた薬剤感受性試験を開発 -個別化医療の実現へ期待-
2018/07/03
前川久継大学院生他の研究成果が米国癌学会のMolecular Cancer Therapeutics誌に発表されました。本研究では、がん幹細胞スフェロイドを移植するPDSXモデルを開発しました。PDSXモデルを用いた薬剤感受性試験では、従来のPDXと比較して試験の精度が高く、期間も大幅に短縮されました。
2018/05/11
青山尚規研究員他の研究成果が日本分子生物学会のGenes to Cells誌に掲載されました。本研究では、不活性型のルシフェラーゼまたは不活性型のEGFPを発現するトランスジェニックマウスを作出しました。これらのマウスを用いると、ルシフェラーゼやEGFPを発現する同系マウスがん細胞を移植した際に起こる免疫反応を回避することができます。
2018/04/24
三好弘之特任准教授他の研究成果が米国Oncotarget誌に掲載されました。本研究では、患者の大腸がん摘出標本からがん幹細胞スフェロイドを低コストで効率的に培養する方法と、ルシフェラーゼを用いた簡便な薬剤感受性試験法を開発しました。

がんの分子生物学Ver2
JSTスタートプロジェクト
本研究課題は2016年12月31日をもって終了いたしました。 リン酸化Trioタンパクを指標とした診断薬の開発につきましては、京大発ベンチャー支援のインキュベーションプログラムとして継続いたします。